「京太郎VS石田」体重差は12キロ
「ボクシング8回戦」(30日、後楽園ホール)
ボクシングの日本ヘビー級王者・藤本京太郎(角海老宝石)と日本ミドル級2位・石田順裕(グリーンツダ)が4階級差を超えて対戦するヘビー級8回戦の前日計量が29日、都内のJBC本部事務局で行われ、藤本は105・5キロ、石田は93・6キロだった。
当初は石田がヘビー級に転級して藤本の王座に挑戦する計画だったが、ランク入りが認めらなかったため、ノンタイトルで行われることになった異例の一戦。京太郎が敗れた場合、王座は空位となる。
京太郎は「全力を出して、最後は笑顔で立っていたい」と淡々と話し、体重が12キロ上回ることには「ボク自身が20キロ、30キロも重い相手とやってきて、こういう相手はあまりいなかったですが、体重差は関係なかったので気にせずやりたい」と意識せず。一方、約20キロ増量した石田は「あしたは楽しみ。スキルがあれば体重差は関係なく戦える。逃げ回ることは絶対しない」と真っ向勝負を宣言した。