イチ、田中と初対決4打数2安打1三振

 ヤンキース戦の3回、田中から二塁内野安打を放つマーリンズのイチロー=マイアミ(共同)
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 「マーリンズ2-1ヤンキース」(15日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)が「2番・中堅」で5戦ぶりに先発し、日米通じて初対戦となったヤンキースの田中将大投手(26)に4打数2安打1三振。打率を・288とした。メジャー通算安打を2884本に伸ばし、1900年代初めに活躍した外野手、ザック・ウィートと並んで歴代38位となった。田中は7回を9安打2失点で2敗目(4勝)。94球を投じ、無四球、6奪三振で防御率は2・49となった。

 昨季までチームメートだった2人の注目の初対決。試合後のイチローは「先発ピッチャーとして100球をどう組み立てるか、それがちゃんとできるピッチャー。相手としてやってこの1試合だけでもそれがはっきり見える」と感想。敗戦投手となったが7回2失点のクォリティスタートに「そりゃあ、十分エースになるピッチャーですよ。必ずゲームをつくる。一番大事なことじゃないですか」と続けた。

 4打席の内訳は、右前打、二塁内野安打、見逃し三振、遊ゴロ。対戦の中で感じた気持ちよさを問われると「気持ちよさというか、頭を使うから面白い。駆け引きが必ずあるから、毎回、対戦が面白い」。三振を取られた球はこの日最速の153キロ。最後の打席は146キロのスプリットを捉え切ることができなかった。一番印象に残っている球種については「スプリットは外せないでしょうね。特別なのは、“ここ”っていう時の“コレ(スプリット)”じゃないですか」と田中の伝家の宝刀を独特の表現で絶賛した。

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