俳優の中村梅雀（５９）が７日、都内で１０月５日にスタートするＢＳフジの連続ドラマ「ＢＡＲレモン・ハート」（月曜、後１０・００）の制作発表に川原和久（５３）、松尾諭（３９）らと出席した。

　漫画家・古谷三敏氏（７８）の同名漫画が原作で、お酒を中心としたＢＡＲ内での人間模様が描かれている。撮影が全てＢＡＲの中とあり、マスターを演じる梅雀は「朝から晩まで撮影しているとずっと晩の状態で、夜になると徹夜の気分になる」と苦笑い。

　２０１２年７月に一過性の虚血による言語障害と意識障害と診断された梅雀は、現在も医者にお酒を止められているといい「（お酒は）ちびちびなめる程度」とも明かした。出席者が七夕にちなみ短冊に願い事を書いた際には「おいしいお酒を一生飲み続けられますように」と切実な願いを短冊に込めた。

　一方、松尾は「レモン・ハートがシーズン１４まで続きますように」と願った。これを聞いた川原は「打倒アレだな」と現在シーズン１３まで放送され、自身が出演していたテレビ朝日系人気ドラマ「相棒」を連想させ、笑わせた。