「殺せんせー」の声は二宮和也だった!

 Hey!Say!JUMPの山田涼介(21)が映画初出演初主演した「暗殺教室」の公開初日舞台あいさつが21日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。劇中に登場するタコ型の超生物「殺(ころ)せんせー」の声優を演じていたのが嵐・二宮和也(31)であることが明かされ、二宮本人がサプライズ登壇した。

 同作品は「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミックを原作に、地球破壊を宣言した殺せんせーと向き合いながら、落ちこぼれ生徒たちが成長していく物語。

 黄色いタコのような姿の殺せんせーの声優はこれまで、山田を始め出演陣にも一切明かされていなかった。

 この日の舞台あいさつのフォトセッションでは、暗転して着ぐるみの殺せんせーが呼び込まれ、再び明かりが付くと、ステージ上には二宮が。山田は「えっ、何?同じ事務所なのに何も言われていないよ」とぼう然。二宮は「写真撮影っていうから」ととぼけた。

 山田はさらに、試写を見た母親から「ニノの声じゃないの?」と指摘されながら「全然違う。それなら主演の自分に聞かされないはずはない」と強く否定したことを明かし、事務所ぐるみでの“ドッキリ大成功”に苦笑するばかりだった。

 二宮は「後輩の初めての映画で悪目立ちしないようにと思ったけど、きょう以外出てこれないから。すいません」と謝罪しつつ、してやったりの表情。山田も最後は「こんな形で先輩と共演できて光栄」と大喜びした。

 ほかに、椎名桔平(50)、菅田将暉(22)、知英(21)、山本舞香(17)ら共演者が登壇した。

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