隅田川花火大会、豪雨で中止
東京の夏の風物詩「隅田川花火大会」が27日、開始から約30分後の午後7時半すぎ、ゲリラ雷雨のため中止となった。花火大会の模様を生中継していたテレビ東京では、急きょ去年の花火大会の映像を流すなど、対応に大わらわとなった。
今年はフリーに転身した元フジテレビの高橋真麻アナウンサーと父親で俳優の高橋英樹が親子で出演したほか、樹木希林、中村獅童ら多数のゲストが出演していた。
番組の放送枠は午後6時半から8時54分。第36回を迎えた今年も2万発の花火が夜空を彩るはずだった。またグランドフィナーレでは5分間で2000発もの花火が打ち上げられる予定だった。
ゲストとして出演したタレント・田丸麻紀は、中継後、自身のブログを更新。「前半約30分は綺麗な花火が上がり感動!しかし生放送途中から大雨が降り出し花火大会は中止 浴衣も下着までビショビショに(笑)花火のクライマックスが見れなくて残念でした。来年の隅田川花火大会に期待!」と書き込んだ。
花火大会中止にはTBS系で「情報7days ニュースキャスター」(土曜、後10・00)に生出演したビートたけしも「かわいそうに」と大いに同情しながらも、「笑っちゃいけないんだけど、笑っちゃう。だいたい花火はテレビで見るもんじゃないんだもん」とコメント。
生中継していたテレビ東京が、花火大会が中止となり、昨年の映像などで番組をつないだことに「なおかつ、去年の花火を見てどうすんの」とツッコミを入れていた。
