天海祐希 心筋梗塞で舞台降板
女優の天海祐希が心筋梗塞を起こし、出演中の舞台を降板することになった。
所属事務所から8日、マスコミ各社にFAXで報告があったもので、出演中の舞台は東京芸術劇場で4月9日から公演されている「おのれナポレオン」(5月12日まで)。6日午後2時からの公演終了後、天海が体調不良を訴え、都内の病院で診察を受けたところ軽度の心筋梗塞で1週間から10日の安静治療を要するとの診断を受けたという。
事務所は「天海祐希本人といたしましては、舞台の続投を強く希望しておりましたが、主治医と協議をした結果、今回はしっかりと静養をし、一日も早く皆様に元気な姿をお見せすることを最優先に考え、降板の決断をさせていただきました」と説明している。
なお東京芸術劇場からもFAXで同様の報告があり「ご本人もさぞご無念のことと察しますし、主催者としても大変残念ですが、天海さんには加療に専念して頂き、一日も早く健康を回復されることをお祈り致します」とした。
天海が演じるアルヴィーヌ役の代役は宮沢りえが急きょ務める。劇場では「宮沢さんの勇気あるご英断に、心から感謝申し上げます」と宮沢を称え「上演の再開時期については現在、調整中です」としている。