ケンブリッジ、1億円ボーナス持ち越し

表彰台で笑顔の山県亮太、ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀(撮影・堀内翔)
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 「陸上・日本選手権・第2日」(25日、パロマ瑞穂スタジアム)

 男子100メートル決勝が行われ、ケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=が10秒16(向かい風0・3メートル)で初優勝を飾り、リオデジャネイロ五輪代表に内定した。2位は10秒17で山県亮太(24)=セイコーホールディングス=が入り、2大会連続となる五輪代表が有力となった。桐生祥秀(20)=東洋大=は10秒31で3位だったが、派遣設定記録(10秒01)を突破しており、初の五輪代表に内定した。

 史上最高レベルの一戦を制したケンブリッジだったが、もう1つの大きな夢はつかみ損ねた。

 所属先ドームの安田秀一会長(46)から日本人初の9秒台を出した場合、1億円のボーナスを約束されていたが、雨と向かい風の影響もあり、0秒17及ばず。

 2日の公開練習の際には「モチベーションが100倍になった。車が欲しい。ジャガーのSUV。買ってもおつりがくる」と鼻息荒く話していたが、この日は「正直、忘れていた。もらえればラッキーぐらいに思っていたので」と、苦笑いで“邪心”はなかったことを強調していた。

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