真央、悪役で新境地をPR
フィギュアスケートの元世界女王・浅田真央(24)=中京大=と、姉でタレントの浅田舞(27)が6日、横浜市内で佐藤製薬「ストナシリーズ」新CMの公開収録と発表会に参加。CMの中で「正義の味方」と「悪役」の1人二役に臨んだ真央は、「フィギュアなら悪役は、今までやったことがない黒鳥」と新境地の感覚を明らかにした。
真央は今回のCMで、病気の風邪という悪役に対して、風邪薬で立ち向かう正義の味方の二役を演じた。アクションシーンも盛り込まれ、どちらも丈の長い白と黒のドレス姿で二役の真央同士が対決。足を蹴り上げる振り付けなどには「スカートがなびいてすてき」と気に入った様子だった。
1人二役について真央は「フィギュアなら白鳥と黒鳥。黒鳥は今までやったことがない」と表現。本業のスケートで、これまで白鳥をイメージした演技は披露してきたが、黒鳥は未経験。悪役キャラの演技については「衣装やメーク、表情や動きで何とか頑張った」と振り返った。佐藤製薬のCMキャラクターとして6年目を迎え、「また新しいコマーシャルです。楽しんでください」とPRも忘れなかった。
昨シーズンを休養期間に当てた真央は、10月3日のジャパン・オープン(さいたまスーパーアリーナ)で約1年半ぶりの復帰戦を迎える。浅田姉妹が共演するストナの新CMは6日から全国で放映される。