阪神・佐藤輝 セ単独トップ9号 子どもの日2年連続弾&6年連続安打「いいところを見せられたんじゃないですか」

 「中日7-3阪神」(5日、バンテリンドーム)

 子どもたちへの最高のプレゼントだ。阪神・佐藤輝明内野手(27)が5点を追った九回先頭から、リーグ単独トップとなる豪快な9号ソロを放った。これでこどもの日は6年連続安打で2年連続本塁打と強さを発揮。チームが連敗を喫した中で確かな存在感を示し、6日こそ阪神ファンに白星を届ける。

 5点ビハインドでの最終回。勝利への道は閉ざされたかに思えたが、佐藤輝が希望の光をともした。ホームランキングへと突き進む、飛距離121メートルの9号ソロ。「最後の一本が次戦につながる?そうっすね。はい」。敗れただけに言葉数は少なかったが、「こどもの日」に少年少女を喜ばせた。

 九回無死、4番手の福との対戦だった。1ボールからのスライダーを強振し、右翼ポール際の中段へ着弾。「まあまあ、良かったですね」。2日の巨人戦(甲子園)以来、3試合ぶりの一発。森下とヤクルトのサンタナに一時は本塁打数で並ばれたが、単独トップは譲らなかった。

 猛虎打線としてはモヤモヤする展開だった。初回に森下のソロで先制しながら、序盤で逆転される。その後も前川のソロによる1点だけで、八回は1死満塁から森下が併殺打に倒れていた。GW真っただ中の祝日に3万6692人が詰めかけ、多くの子どもの姿があった。

 虎党の子どもたちへ、価値のある一打を届けることができた。これで「こどもの日」は2年連続のアーチ。プロ入りから6年連続での安打となり、通算成績は23打数8安打で打率・348、3本塁打、8打点とめっぽう強い。「いいところを見せられたんじゃないですか」。常日頃から子どもたちへのファンサービスは大事にしている。サインや写真撮影でも笑顔にできるが、ホームランは最高のプレゼントだ。

 この豪快弾に憧れを抱いた、野球少年少女もいるだろう。未来のプロ野球選手へ、佐藤輝らしいメッセージを送った。「とにかく頑張れ!」。努力を重ね、三冠王を目指そうとしている男の力強い言葉。きっと、この本塁打で奮い立った人がいるはずだ。

 佐藤輝の「5・5」の絶好調ぶりは健在だったが、チームとしては15年からの連勝が「9」でストップ(21年は引き分け)。6日は9連戦の勝ち越しをかけて、難敵の高橋宏と戦う。今季は3打数3安打で2四球と好相性の右腕。今季初の同一カード3連敗だけは避けたい。連敗の嫌な流れを止められるのは4番しかいない。

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