楽天の納会が２４日、仙台市内で行われた。選手、スタッフらに加え、星野仙一球団副会長も参加した。

　冒頭、あいさつに立った立花陽三球団社長（４４）は「今年を振り返ると苦しいというか、つらい１年だったと思う。どうやったら勝てるのか考えさせられた」と述懐。今年のラグビーＷ杯で躍進した日本代表を引き合いに出し「練習はウソをつかないと分かった。みんなも１日１日を大切にして過ごしてもらいたいと思います」と訴えかけていた。

　立花球団社長は元ラガーマン。成蹊学園高校でラグビーを始め、高校日本代表候補にも選出された経験を持つ。慶大ではＳＯとしてチームを牽引し、卒業後は証券マン時代に同大学コーチとして大学選手権優勝にも貢献している。