プロ野球の大洋(現DeNA)、近鉄で救援投手として活躍し、16日に45歳で死去した盛田幸妃さんの通夜が19日夜、出身地の北海道鹿部町で営まれた。約400人が参列し、脳腫瘍を克服し現役復帰した「奇跡のリリーバー」の早すぎる死を悼んだ。
プロ野球関係者では、大洋入団の後輩でDeNAの三浦大輔投手が姿を見せた。三浦投手は「マウンド上で、攻めのピッチングを教えていただいた。寂しいし、残念。すごく頑張っていたので、今はゆっくりと休んでほしい」と目を伏せた。
会場では、京都の寺社巡りなどが趣味で、チームメートにあだ名を付けるなど、親しみやすかった人柄が紹介された。