De山崎康 新人歴代2人目の30S達成
「広島1-2DeNA」(15日、マツダ)
DeNAが九回に勝ち越して投手戦に勝利。ドラフト1位ルーキーの山崎康晃投手(亜大)が、新人では90年の与田剛(中日)以来となる30セーブ目を挙げた。
1-1で迎えた九回、1死から筒香、ロペスの連打で一、三塁とすると、バルディリスが左前に適時打を放ち勝ち越し。その裏、マウンドに上がった守護神・山崎康は、新井、梵を内野ゴロに打ち取ると、鈴木誠を三振に斬って3者凡退で締めた。
山崎康は46試合目の登板で、30セーブを達成。90年に与田が達成した新人記録の31セーブにあと1と迫った。試合後は「素直にうれしく思う。浮かれてはいけないですけど」と話しつつ、「ブルペンで、味方がやってくれるという感じがあった。あたふたせずに準備できました。チームに勝ちがつくピッチングを意識しました」と振り返った。
また、決勝打を放ったバルディリスは「1点が欲しい場面で打てて、非常に満足しています。ちょっとずつ状態は良くなってきている」と満足そうに話した。