DeNA砂田好投を中畑監督が絶賛
「DeNA3-2巨人」(15日、横浜)
DeNAの砂田毅樹投手が横浜スタジアムで初めて先発。自己最長の7回、自己最多の109球を投げて2失点の好投を披露した。同点の場面で降板し、勝ち負けはつかなかった。
初回に坂本にソロを被弾。チームが逆転した後の五回には、2四球の後に適時打を浴びて2失点だった。
砂田は「これまでと違うホームの大歓声と、前半戦最終戦を勝たないとという緊張感で、最初はうまく腕を振れずにいましたが、一発打たれて吹っ切れて自分らしく投げられました。ただ、五回2アウトからの四球2つはとにかく反省点です。きょうは球数もイニング数も、これまでよりしっかり投げられたのは収穫です」とコメントした。
チームは九回2死満塁から三塁・村田の後逸でサヨナラ勝ちし4連勝。この日、阪神が広島に敗れ、DeNAが前半を首位で折り返した。
興奮で顔を真っ赤にした中畑監督は「先発の砂田が苦しい中でも7回投げきって、しのいでくれた。もうあいつと心中してもいいかなという気持ちでマウンドに立たせておいたが、よく守り切ってくれました。あれが最後につながったと思う」と、2年目左腕の好投を勝因に挙げた。