大谷翔平 蜂に狂わされた?バックネットに大群、試合1時間55分遅れ 得点圏で2度凡打、3三振

 「ダイヤモンドバックス4-3ドジャース」(30日、フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平選手(29)は蜂の大量発生のため、1時間55分遅れで開始のダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場し、5打数1安打だった。試合は延長十回逆転サヨナラ負けを喫した。

 蜂の駆除という異例の理由で1時間55分遅れで始まった4月の最終戦で、大谷は見せ場をつくれなかった。得点圏で2度凡退して3三振。チームも延長サヨナラ負けを喫し、ロバーツ監督も「チャンスはあったが、生かせなかった」と浮かない表情だった。

 一回はゴロで二遊間を抜き、幸先良いスタートを切った。しかし、1-1の五回1死二、三塁ではフルカウントから低めのシンカーにバットが空を切った。延長十回無死一、二塁では二ゴロ。得点圏打率は2割に満たない状態が続く。

 試合前、バックネット最上部に蜂の大群が見つかった。打撃練習時には姿がなかったが、試合開始20分前に大群ができたという。ダイヤモンドバックスの本拠地チェース・フィールドは開閉式屋根付きで、この日は屋根が開いていた。

 「BEE(蜂)DELAY」という異例の遅延理由がアナウンスされ、急きょ駆け付けた業者が駆除を行う間、場内には蜂にかけてビートルズの名曲「レット・イット・ビー」が流された。メジャー公式サイトによると、2014年4月3日にも蜂が理由で試合開始が遅れたことがあるという。

 4月最後の試合を勝利で締めくくることはできなかった大谷だが、3、4月はメジャー7年目で自己最多の44安打を放つなど好調を維持する。ナ・リーグ西地区首位を走るチームともども上々の船出。5月はさらに勢いを増していく。

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