イチロー、野手との対戦「絶対、嫌」
「レッドソックス5‐14ヤンキース」(24日、ボストン)
ヤンキースのイチロー外野手(40)は先発を外れ、8点リードの八回から右翼の守備で途中出場。打席の機会はなかった。
イチローが意外な一面を見せた。8点リードの八回の守備から途中出場し、迎えた九回の攻撃。一方的な展開にレッドソックスは野手のカープをマウンドに送った。2死満塁の場面で前打者ケリーが凡退し、野手との初対決は実現しなかったが、ネクストサークルで待つ心境を問われ、「絶対、嫌だと思った」と明かした。
投手よりも野手の方が攻略はやさしいはずだが、「それは凡人の考え方ですよ。悪いイメージしか先に来ないからね。実際に(打席に)立ったらわからないですよ。でもだれだって行きたくないと思うよ」と珍しく後ろ向きの発言を口にした。