長屋ライフを大公開、大阪40カ所で開催

大阪にある40カ所の長屋を同時にオープンし、長屋ライフを公開するイベント『オープンナガヤ2016大阪』が11月12日・13日、大阪市内各所で開催。普段、なかに入れない住居やショップが一般公開され、長屋に住む人「長屋人(ながやびと)」との交流を楽しんだ。

このイベントで一般公開された長屋は現在、住居だけでなく、カフェやギャラリーなどのショップとして利用されるなど、そのスタイルはさまざま。近年、国土交通省を中心に古い空家の対策が求められていることから、このイベントも建築関係者に大きな注目を集めている。

イベントの運営主体となる大阪市立大学生活科学研究科の藤田忍教授は、「木中心に自然を生かした長屋は力を感じられる。何より、長屋に住んでいる人は伝統的な日本の建築を大切にし、暮らすことに誇りを持っている。私はそんな人を長屋人(ながやびと)と呼んでいます。その人に会うのが一番の楽しみです」と、その魅力について語った。

今回の公開された長屋には、劇団・維新派の舞台美術や店舗内装なども行う「木鳥works」が手がけた路地裏の整体院「草枕」(大阪市中央区)も参加。時代を超えるアーティスティックな内装に藤田教授も、「曲線を描くフォルムは来た人の心を暖かく、やさしく迎えるデザインでとても面白い」と関心を寄せていた。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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