【競輪】千葉競輪G3は荒井崇博がV

 「滝澤正光杯・G3」(18日、千葉)

 千葉競輪の開設67周年記念「G3・第9回滝澤正光杯」決勝では、荒井崇博(38)=佐賀・82期・S1=が、先行する吉沢純平ラインの4番手をキープ。最終3角から踏み上げて千葉記念を初制覇した。記念優勝は2014年4月武雄に続き13回目。新田祐大は5着、深谷知広は8着と人気を集めた両者が不発に終わり、3連単は35万超の高配当となった。

 荒井が復活をアピールする優勝だ。打鐘で動いて先行する吉沢ラインの後ろをがっちりと確保。後方でお互いにけん制し合う新田と深谷を尻目に、最終3角から一気に追い込んだ。「先行するラインの後ろにいること」とシンプルな作戦を実行。鮮やかに混戦を抜け出して、2年6カ月ぶりの記念制覇を決めた。

 ここ1、2年はG1戦線で思うような結果が出せずにいたが、1月の宇都宮F1から戦法を自力に戻したことが復調のきっかけとなった。「このまま追い込み主体のままではA級に落ちる。それなら悔いを残さないように自力で戦う」と決めてから、成績が上昇してきた。来月12日からは地元での武雄記念が控えている。「このメンバーでまさか勝てるとは思わなかった。地元でも頑張りたい」。この勢いをキープして、記念連覇を狙う。

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