「皐月賞・G1」(20日、中山)
中団の外めで折り合った2番人気のイスラボニータが、直線できれいに抜け出して完勝した。
馬主の(有)社台レースホースは皐月賞5勝目。吉田照哉代表は昨年、個人所有のロゴタイプで制している。「ドシッと落ち着いていたし、余裕のローテで来られたのも大きい。それでも完勝するとは」と、想像以上の強さにビックリだ。馬の適性を測るDNA検査では、イスラボニータは2400メートルまで克服可能だそうだ。「ジョッキーは折り合いが良かったと言っていたし、次も楽しみ」と、2冠制覇のシーンを夢見ていた。