三浦瑠麗氏「テロ許し共感する意見が出回ったことに危機感持たないとダメ」

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が21日、ツイッターを新規投稿。奈良県内で参院選の応援演説していた安倍晋三元首相を銃殺した、山上徹也容疑者に対する報道に対して「倫理観を持って臨むべき」と忠告した。

 三浦氏は「宗教団体株を狙う計画が頓挫し、安倍氏ならば団体と接点があり、社会の注目も集められるとして事件に及んだ」という一部報道を引用。「社会の注目を集め主張を通す為に公然と行われる殺人はテロ。今回テロの目的は遂げられました。その意味を考えていくべきですね」と指摘した。

 さらに「テロに踊らされるのは生身の人間ゆえ。しかし報道機関、特にテレビは倫理観をもって臨むべきです。法治国家としてテロを許してしまったこと、それに靡き共感する意見が出回ったことにもっと危機感を持たないとダメですね。『全ての暴力に反対する』というのは単なる前置きにすぎません」と問いかけた。

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