安倍首相「この戦いで勝利を」会見に賛否「感動した、頑張れ」「ポエム朗読会」

 「私は責任から逃れるつもりは毛頭ない」。安倍晋三首相が29日午後6時から首相官邸で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国民に協力と理解を求める会見を開き、自身が先頭に立って難局に立ち向かうと、決意を語った。

 冒頭から国民に対し学校休校要請について「大変なご負担をおかけします」としたうえで、「断腸の思いで決断した」「私の責任において、さまざまな課題に万全の対応をとる決意だ」などと20分にわたって語った。

 その後の質疑応答でも、「率直に申しあげて、政府の力だけで、この戦いで勝利を収めることはできません。医療機関、企業、家庭、ひとりひとりのご理解、ご協力が欠かせません」「予断を許さない険しく厳しい戦いが続くが、私は乗り越えることができる。そう確信している」と語った。

 「政治は結果責任であると言ってきたが、その責任から逃れるつもりは毛頭ありません。国民の命と暮らしを守る責務を先頭に立ち果たしてゆく」とも述べたが、質疑は約10分ほどで、まだ挙手する記者が多い中、予定時間がきたとして打ち切った。

 保護者支援策なども打ち出す一方で、精神論が先行した感は否めなかったが、NHKで生中継された会見に対し、ネット上では賛否の声が相次いだ。

 「会見感動した」「総理頑張れ」「安倍さん頼む」と期待する声の一方で、「安倍ポエム」「原稿朗読会」との皮肉も多かった。

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