再生2億回!中毒動画、ピコ太郎「PPAP」ついに世界配信

 謎のシンガー・ソングライター、ピコ太郎(53)が歌う「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が、きょう7日から世界134カ国で配信される。8月25日に「アイ・ハブ・ア・ペン!アイ・ハブ・ア・アッポー!」と歌う動画をYouTubeにアップすると、9月28日にあのジャスティン・ビーバー(22)がツイッター上でシェアして人気爆発。総再生回数は2億を超え、有料配信に至った。ピコ太郎は「あまりにびっくりして右肘がポキッとなりました」と、急激な展開に驚がくしている。

 「PPAP」はチープなテクノミュージックに乗せて、手に持ったペン、パイナップル、アップルを合体させる振り付けのダンスらしきものをピコ太郎が披露する、わずか1分余りの動画だ。「地球温暖化、絶滅生物の保護、あとはキスしたいなとか、髪切りたいなとか、色んな気持ちが入った歌」と、ピコ太郎は説明する。

 9月中旬頃から一部で話題となっていたが、フォロワー数8000万人のビーバーが「お気に入りの動画」と紹介した途端、世界中に知れ渡り、累計動画再生数は2億を突破。タイムやCNN、BBCなど欧米の大手メディアが「中毒性がある。頭から離れない」というヒットの解析を始めるなど“社会現象”となり、改めてiTunesなどで、動画と楽曲による有料配信デビューが決まった。

 ピコ太郎のプロフィルは、所属のエイベックスによれば「1963年7月17日、千葉県生まれ。A型。2014年、プロデューサーのお笑いタレント・古坂大魔王と運命的な出会いを果たし、古坂の単独ライブに出演するようになり、現在に至る」となっている。

 現状を「驚いております」というピコ太郎だが「紅白でも、サマソニでも、マディソンスクエアガーデン(MSG)でもライブをしたい」と完全に浮かれモード。年末に向け、さらなるブレークは必至だ。

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