鯉党・西川美和監督 阪神に感謝

 俳優の本木雅弘(50)が5日、大阪市内で行われた主演映画「永い言い訳」(14日公開)の試写会に、西川美和監督(42)とともに出席した。

 劇中で本木が演じた役の名前は「衣笠幸夫」。実は大の広島カープファンの西川監督が「大きすぎるものを背負って、受け止めきれない人」という役の設定に合わせて、元広島で、連続試合出場日本記録保持者の鉄人・衣笠祥雄氏(69)にちなんで命名したものだった。

 本木自身は「あまり野球のことが分からなくて…」と名前の大きさがピンとこない様子だったが、西川監督の広島トークはとどまるところを知らなかった。広島が阪神タイガースに大きく勝ち越した(18勝7敗)ことに触れ、「今シーズンは本当にありがとうございますぅ」とどや顔。「藤浪君にたくさん投げさせてごめんなさい(7月8日、甲子園の試合で161球を投げた)」と勝利のエピソードを語り、大阪の虎党にこれでもかと笑顔を見せつけていた。

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