篠原信一なでしこにエール「あと1つ」

 シドニー五輪の柔道銀メダリストでタレントの篠原信一(42)が5日、都内で、初めて声優を務めたアニメ映画「ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神フーパ」(18日公開)の完成披露試写会に登場。舞台では“暴走”しまくりだったが、国際舞台で頂点に立つことの厳しさを知る男は、なでしこJAPANに「あと1つなので」と繰り返し、吉報を期待した。

 ポケモンのピカチュウとフーパに囲まれて歌手の安田レイ(22)が主題歌を歌っているときだった。

 舞台の袖にいた篠原は大きく手拍子をしながら背後に忍び寄り、暴走し始めた。サビになると大きな声で熱唱しようとするが、ゲスト声優を務めた藤原竜也(33)に腕をつかまれて強制退場。「俺も主役をしたいの」とじだんだを踏んだ。エアマイクで暴れる姿に会場の1600人が沸いた。

 注意された篠原は「自分が(歌詞の)3番を歌うかと思ったんですよ。♪ありがと~」と悪びれることなくワンフレーズ披露。シリーズ18作すべてに出演している声優の山寺宏一(54)は「結構(歌が)うまいな。ツッコミづらい」と苦笑いしていた。

 自由奔放なキャラでブレーク中の篠原だが、もともとはシドニー五輪の柔道銀メダリストにして、元柔道男子日本代表監督。シドニーでは100キロ超級決勝で“世紀の誤審”によって金メダルを逃し、心技体をそろえてもなお、国際舞台で頂点に立つことの難しさを知る。

 何が起きても不思議ではない国際舞台。世界の舞台で闘った男は、決戦に挑むなでしこJAPANに「あと1つなのでぜひ、頑張っていただいて、日本を盛り上げていただきたい。ポケモンも同じように盛り上がって、日本全体がバカーンとなればいい。あと1つなので」と心からのエールを送った。

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