広末涼子、福島で被災高校生の詩を朗読

 福島県は11日午後、福島市の県文化センターで追悼式を開き、東日本大震災の犠牲者を悼み、東京電力福島第1原発事故からの復興を誓った。

 福島県は今なお15万人以上が避難生活を送る。佐藤雄平知事は「大切な人を失い、生まれ育ったふるさとが奪い去られた悲しみは、いまだ癒えていない。一日も早く元のふるさとを取り戻し、世界に誇れる復興を成し遂げる」と決意を述べた。

 式典には約千人が出席し、地震が発生した午後2時46分に黙とう。知事や遺族代表が献花台に花を手向けた。被災地支援にも携わった女優広末涼子(32)が、福島県の高校生が書いた詩3編を朗読。東日本国際大学付属昌平高校1年の加藤陽子さんは「故郷(ふるさと)」と題して「故郷への思い帰りたい故郷が好きだから故郷を愛しているから」とつづった。追悼式に参加した伊達市の女性(65)は「被災地が忘れ去られてしまうのではと不安。風化を防ぐため毎年開いてほしい」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス