SMAP 東京ドーム5DAYS幕開け

 人気グループ・SMAPのコンサートツアー「GIFT of SMAP‐CONCERT TOUR2012‐」の東京ドーム5日間連続公演が26日、開幕した。

 木村拓哉(39)が全力疾走を宣言すれば、21日に同所でリーグ優勝を決めたプロ野球・巨人ファンの中居正広(40)はハイテンションでダンスを披露。グループ過去最大級の演出で迎えた5万5000人のファンに感謝の気持ちを届けた。

 “特別な場所”で5人がはじけた。東京ドーム5DAYSの幕開けに、少年のように瞳を輝かせた。

 91年にCDデビューしたSMAPのグループ結成と、東京ドーム誕生が同じ88年。開演前に中居から伝え聞いた“トリビア”を木村が「東京ドームと同い年なんだって」とファンに報告すると、大歓声に包まれた。3階席までびっしりと埋め尽くした5万5000人に感謝した木村は「最後まで変なペース配分を考えずに全力を出し切りたい」と入魂の5日間にすることを約束した。

 特にハイテンションだったのが、大の巨人ファンで知られる中居だった。21日に3年ぶりにリーグ制覇し、選手時代から応援する原辰徳監督(54)が現役時代の背番号と同じ8回、宙を舞った球場。中居は「(5日前に)原さんが胴上げされた場所。いつもと違いますね」と感激し、普段以上にキレあるパフォーマンスを披露した。

 ツアーは、2年ぶりのオリジナルアルバム「GIFT of SMAP」を引っさげ、8月23日の福岡 Yahoo!JAPANドームからスタート。ファンへ感謝の気持ちを届けようと考えた結果、グループ過去最大級の演出となった。

 少しでも一人一人に近づけるように、幅55メートルの巨大ステージの両サイドから約70メートルの花道が伸び、15メートル四方の巨大スクリーンを用意された。アルバム収録曲「真夏の脱獄者」では、長さ6メートル、奥行き6メートル、高さ4メートルの箱からメンバーが登場。

 木村がピンクの犬の格好をした“Pちゃん”を、中居はオヤジの格好をした“しょうわ時代”を披露するツアー初のコントコーナーのほか、ヒット曲「さかさまの空」「夜空ノムコウ」など全33曲を熱唱した。

 最後に後輩のKis‐My‐Ft2が登場すると、中居が「一番盛り上がってんじゃん」と客席をいじった。約3時間の心のこもったステージ。盛りだくさんの“ギフト”で、愛するファンに21年分の思いを届けた。

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