東農大・前田和摩が衝撃のU20日本記録で大健闘3位「正直ビックリ」「将来的にはマラソンで五輪を目指したい」

 3位でゴールする前田和摩(右)
 男子1万メートルで優勝し表彰式でメダルを手に笑顔の葛西潤(中央)。左は2位の太田智樹、右は3位の前田和摩
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 「陸上・日本選手権」(3日、静岡スタジアム)

 今夏のパリ五輪代表選考を兼ねて行われ、男子1万メートルは東農大2年生で、昨年根駅伝予選会で日本人1位となるなどスーパールーキーとして話題となった前田和摩(東農大)が27分21秒52でU20(20歳未満)の日本記録を出し、3位に入った。

 前田が大健闘の走りを見せた。序盤から上位につけてレースを進めると、終盤まで果敢に食らいついた。「今日できるだけの走りができてうれしい。正直最後ゴールしてビックリした。(レースは)ひたすらついていくことだけを考えてました」と驚きの表情で振り返った。

 今大会でのパリ五輪内定とはならなかったが、今後のレース次第では代表入りの可能性も残る。ホープは「これまでもたくさんオリンピックで走られていた選手をテレビで見てきてすごくかっこいいなと思っていましたし、自分もこの舞台で勝負したいと思っている。1万メートルや、将来的にはマラソンでオリンピックや世界陸上を目指したい」と大きな目標を掲げた。

 今大会では葛西潤(旭化成)が27分17秒46の自己ベストで初優勝したが、パリ五輪参加標準記録27分00秒00には届かなかった。

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