日本航空石川、抽選の末Bシード撃破 校名変更後初の3回戦進出

試合が引き分けに終わり、抽選前に涙を流す日本航空石川フィフティーン=花園ラグビー場(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校ラグビー・2回戦、日本航空石川19-19(抽選勝ち)国学院栃木」(30日、花園ラグビー場)

 ノーシードの日本航空石川がBシードの国学院栃木を抽選の末に下し、09年に現在の校名となって以降、初の3回戦進出を果たした。

 前半5分にSH藤原忍(3年)が右中間に先制トライを決めると、その後は互いにトライを奪い合うシーソーゲームとなった。

 FWの平均体重で5・5キロ劣ったが、果敢なダブルタックルで渡り合い、後半17分にPR大倉豊(3年)のトライで逆転に成功した。だが、終了間際の同30分にマイボールのラインアウトで痛恨のスローイングミス。国学院栃木にトライを許し、引き分けに持ち込まれた。

 抽選で『出場権有り』を引き当てた主将のHO藤巻維吹(3年)は「あまりにうれしすぎて…。3年生は最後なので、少しでも長くラグビーをやりたかった」と喜びの涙を流し、小林学監督(47)は「うれしさもあるが、責任感の方が強い。国学院栃木の分も背負ってやらないといけない」と決意を新たにした。

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