日本連敗…五輪出場マジでヤバイ

 「バレーボール男子・リデジャネイロ五輪世界最終予選、日本0-3ポーランド」(31日、東京体育館)

 世界ランク14位の日本は5月31日、世界選手権王者で同2位のポーランドに0-3で完敗して1勝2敗となった。7位に沈み、2大会ぶりの五輪出場へ厳しい戦いを強いられることになった。6月1日は2勝1敗のイランと対戦する。ポーランドは3連勝で首位。

 世界王者を相手に織り込み済みの敗戦。ただ、あらためて日本の“石川頼み”という弱みが浮き彫りになった。

 象徴的だったのは第2セット。序盤から相手のミスもあり、10-7とリードしながら、「かなり打たれたし、狙われた」と、石川がサーブで集中砲火を浴びた。サーブレシーブを2本連続で乱すなど、9連続失点。一気に流れを明け渡した。

 石川はサービスエース3本を含めて、両チームトップの17得点をマークしたが、チームとして攻めのバリエーションは欠いた。若いチームが露呈した課題。08年北京五輪を経験している福沢は「押された時に一歩退いてしまっている。1点への執着が足りない」と指摘した。

 3戦を終えて早くも2敗。2大会ぶりの五輪出場へ暗雲が漂う。1日からは大一番となるイラン、オーストラリアとのアジア2連戦に挑む。「自分たちは諦めていない。一戦一戦勝っていけば、光が見えてくる。やってやるしかない」と石川。日本男子バレーの底力が問われることになる。

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