石川佳純 バレー石川が年下なのに驚き

 卓球女子シングルス世界ランク4位で、リオデジャネイロ五輪代表の石川佳純(23)=全農=が31日、スロベニア・オープン(6月1日開幕)に出場するため、羽田空港から出発した。約1カ月ぶりの海外遠征とあって、「時間があったので、たくさん基本的な練習をしてきたことを試合で出すのが楽しみ」と胸を躍らせた。

 同じ日本代表の“後輩”にも熱視線を注いだ。現在、リオ切符を懸けて世界最終予選を戦っている男子バレーボールをテレビ観戦。日本代表で人気爆発中の若きエース、石川祐希(中央大)とは偶然にも同姓で、卓球の石川は「(日本代表の練習施設)味の素ナショナルトレーニングセンターで見かけたこともある。名前が同じなので親近感がある」と応援していることを明かした。

 ただ、イメージとのギャップにも襲われた。「私の方が年上なんですよね?ずっと(バレーの石川が)年上だと思っていたのに、ビックリしました」。身長191センチの20歳に、157センチの23歳は動揺を隠せなかった。

 10代から天才卓球少女と呼ばれて約10年。日本卓球女子のエースとして、“石川姓のエース”として、リオ五輪で金メダルを狙う。

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