サニブラウン男子200m決勝ならず

 「陸上世界選手権・男子200メートル準決勝」(26日、北京)

 男子200メートル準決勝でサニブラウン・ハキーム(16)=東京・城西高=は20秒47の2組5着で決勝進出はならなかった。藤光謙司(ゼンリン)と高瀬慧(富士通)も決勝に進出できなかった。男子やり投げ決勝で新井涼平(スズキ浜松AC)は83メートル07の9位。女子200メートル予選5組の福島千里(北海道ハイテクAC)は23秒30の5着で落選した。

 男子200メートルで決勝にも自己記録にも届かなかったが、史上最年少代表のサニブラウンの表情は輝いていた。世界に強烈なインパクトを残した16歳の大器は「準決勝の舞台を経験できたのが一番。達成感が大きい」と、すがすがしい笑みを浮かべた。

 前日の予選に続いて最も外側の9レーン。再び同組となったガトリンの爆発的な出足に「ついていこうと思ったが、そんなに甘くなかった」と振り返った。疲労もあり、前半からスピードに乗り切れなかった。

 もっとも、今回の経験が潜在能力をさらに引き出す可能性もある。海外メディアからも一躍注目を浴びる存在になった世界ユース王者は「もうちょっと走りたかったけど来年に持ち越し」と充実した表情だった。

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