広島・勝田 逆転CSへDeNA&ヤクルト6連戦“仕事人魂”でアピール 堅実守備としぶとい打撃「いい経験をさせてもらっている」

“仕事人魂”でアピールを狙う勝田
3回、金丸のゴロをさばく広島・勝田=20日
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 広島の勝田成内野手(23)が24日、“仕事人魂”でアピールすることを誓った。小園が2軍再調整となってから、6試合連続でスタメン出場中。ここまで打率は・168にとどまっているが、堅実な守備としぶとい打撃で、徐々に存在感を高めている。逆転でのCS出場を目指す新井カープ。勝負の終盤戦でルーキーが躍動する。

 しびれるシーズン終盤に勝田が貴重な経験を積んでいる。ここにきて出場機会が増加中。「投手の配球や捕手の癖を映像で見返して、反省して次に生かせている。そこはずっと出させてもらっているので、いい経験をさせてもらっているなと感じています」と、充実感をにじませた。

 開幕から主に遊撃で出場してきた小園が18日に2軍に降格。18日・中日戦(マツダ)から6試合連続でスタメン出場している。その間、チームは4勝2敗と勝ち越し。「チームに貢献できるように」と意気込む中で、守備と打撃の両面で果たすべき役割を明確に理解している。

 守備で最も意識するのはミスをしないこと。遊撃を本格的に守るのはプロ入り後からだが、ここまで1失策。「ミスをしたら失点につながる。最低限、これはしないといけないと考えている」と、確実なプレーを第一に掲げる一方で、「ミスを恐れて引いてしまっては動けない」と積極性も重視。イニング、点差、試合展開などを考慮し、状況に応じた判断を徹底している。

 二遊間を組む菊池との連係も独自のアプローチで深める。言葉を交わすこと以上に重きを置くのは、名手の意図を感じ取ること。「どういう考えで守っているかをくみ取りながら自分の守備位置を変えている」と、ベテランの動きに連動して自身のポジショニングを柔軟に修正している。

 打撃面では徹底したアプローチで結果を残しつつある。直近の5安打中4安打は逆方向。「自分は本塁打を打てるバッターではない。(試合に)出させてもらった時には1日に1安打打ったり、1日2出塁を意識して戦っている」。打率は・168ながら、現在自己最長を更新する6試合連続出塁中。無理に引っ張らず、ボールを引きつけて逆方向へ素直に打ち返す意識が、少しずつ結果につながってきている。

 チームは25日から本拠地でCS進出を争う3位・DeNA、4位・ヤクルトとの6連戦を迎える。勝敗の重みが増していく勝負どころを前に、連日スタメンを張る若鯉の表情に気負いはない。しぶとい一打と堅実な守りで、本拠地のファンへ勝利を届ける。

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