借金20で5位の広島・新井監督 松田オーナーからの続投要請は?「よく期待していただいていますので」

 広島・新井貴浩監督が8日、マツダスタジアムを訪れ、松田元オーナーにシーズン終了の報告をした。監督就任3年目の今季は59勝79敗5分け。球団では15年ぶりとなる借金20で、2年連続Bクラスの5位に沈んだ。以下、主な一問一答。

  ◇  ◇

 -松田オーナーから続投要請はあったのか。

 「『任せているからな』と。よく期待していただいていますので、その期待に応えないといけない、応えたいという気持ちです」

 -改めて今季を振り返って。

 「もちろん苦しい1年ではあったんですけど、新しく1軍を経験した選手もいますし、彼らが今後、どのように成長していくのかという楽しみがあります」

 -昨秋は野手の振り込み量を増やした。これは継続するのか。

 「量的なものは継続するところは継続していきたいと思います。また練習の質ですよね。クオリティーというのを、より実戦を想定した中で、良い練習ができないかな考えながら、量も質も上げていきたいと思います」

 -この時期はやれる野球でなく、やりたい野球の追求をしていく?

 「やることはたくさんありますよということかな。今年いろいろ経験できた若い選手もいるけど、来年ここまでチャンスがあるかといったらないと思う。チャンスは少なくなると思うし、少ない場所で、そこでアピールしてくれよ、つかめよという感じかな」

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