広島 育成の前川誠太、辻大雅と支配下選手契約 前川「やっとスタートラインに立てる」辻「1日でも早く貢献」
広島は28日、いずれも育成の前川誠太内野手(22)、辻大雅投手(20)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は前川が「93」、辻が「98」に決まった。
敦賀気比から入団した4年目の前川は、ここまで66試合に出場して打率・286、20打点。20日の「レクザムフレッシュオールスターゲーム2025」では5打数3安打と存在感を示した。
内野の複数ポジションをこなせる器用さに加え、広角に打ち分けられる打撃センスを併せ持つ。前川は「実感がまだ湧かないですけど、やっとスタートラインに立てることができたので、まずは自分らしく必死にアピールしていきたいです」と意気込んだ。
二松学舎大付からプロ入りした辻は今季が3年目。ここまで23試合に登板して1勝1敗1セーブ、防御率3・80だった。辻は「素直にうれしいです。チームが勝てるように投げることが一番なので、1日でも早く貢献できるように頑張ります。顔と名前を覚えてもらえるように頑張っていきます」と誓いを立てた。
広島の支配下選手はこれで70人の上限に到達。新たな若鯉2人を戦力に加え、後半戦での上位進出を目指していく。





