広島・床田「僕から始まった連敗」断ち切る 15日先発「先頭とれればいける」

 広島の床田寛樹投手(30)が14日、マツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加した。自身の登板試合から始まったチームの連敗を止めるべく、今季4戦2勝で対戦防御率1・48のDeNAに立ち向かっていく覚悟を示した。

 チームは8日・阪神戦から6連敗中。その試合で先発し、4回3失点で負け投手になったのが床田だった。「僕から始まった連敗なので」。そう言って責任を口にすると、「接戦にはなると思うので、僕が頑張れれば。初回ですね。初回をなんとか頑張りたいと思います」と力を込めた。

 直近2登板はいずれも初回に2失点して相手に主導権を渡してしまった。攻撃陣は15戦連続3得点以下と得点力不足に苦しむ。「今の状況的に相手ピッチャーのことも考えて、2失点は厳しいと思う」と左腕。「まずは先頭を取れればいけると思うので、各回の先頭をしっかり頑張りたいと思います」とチーム全体を見渡しながら意気込んだ。

 DeNA戦には今季4度目の登板で5月25日の前回対戦(マツダ)では5安打完封勝利を挙げた。「(マツダは)ハマスタほど狭くないので。ある程度、思い切っていけるんじゃないかなと思います」と本拠地の利点も最大限に生かしていく構え。ここまでチームトップの7勝をマークしている勝ち頭が負の連鎖を断ち切る投球を見せる。

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