広島が痛恨サヨナラ負けで6連敗 借金4 14安打で2点の悪夢で15戦連続3得点以下 十回は名手・菊池の失策も絡む

 「中日3-2広島」(13日、バンテリンドーム)

 広島が痛恨のサヨナラ負けで、今季2度目の6連敗。今週6試合は1勝もできず、借金は同ワーストの4に膨らんだ。

 十回の守りは無死一塁で、中日・ブライトがバスターエンドラン。打球は二塁正面のゴロとなり、二塁手・菊池は勝負をかけて二塁へトスした。際どいタイミングだったが、この送球が一走と重なる悪送球となり、ピンチ拡大。申告敬遠で無死満塁となり、最後はボスラーにサヨナラ打を浴びた。

 五回まで無得点の打線は、2点を追う六回に奮起した。2死から末包、モンテロの連打で一、二塁。ここで菊池が松葉から、左越えに同点の適時二塁打。菊池は四回2死一、二塁で三ゴロに倒れていたが、次の打席で意地を示した。

 同点の七回は2死一、三塁でファビアンが一邪飛。八回2死一、二塁で代打・野間が二ゴロに料理された。九回は1死から2番・羽月がセーフティバントで内野安打をもぎ取った。羽月は二盗成功後に足を痛めたとみられ、いったんベンチに下がるもプレー続行。ファビアンの申告敬遠で好機が広がるも、末包が三ゴロに凡退した。

 先発したドラフト2位・佐藤柳(富士大)は6月29日の中日戦でプロ初勝利。同じ舞台で2勝目を狙ったが、初回に捕まった。初回1死から田中に四球を与え、二盗と三盗で三塁に進まれるとブライトと細川に連続適時二塁打を浴びて2点を献上した。二回以降は無失点投球を続け、打順が回った四回に代打を送られて4回3安打2失点でマウンドを降りた。

 打線は14安打を放ちながら2得点。15戦連続の3得点以下と得点力不足から抜け出せない。

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