広島・大瀬良は7回途中3失点で降板 今季最多117球の熱投も七回に痛すぎる追加点を許す

 「広島-阪神」(9日、マツダスタジアム)

 広島・大瀬良大地投手(34)は6回1/3を9安打3失点で降板。今季初対戦の阪神打線相手に粘投するも、悔しいイニング途中での降板となった。

 初回は近本、森下から三振を奪う完璧な立ち上がり。しかし、二回先頭の佐藤輝に内角直球を、弾丸ライナーで右翼席中段に運ばれる先制の22号ソロを被弾する。

 同点となった三回には、1死満塁から佐藤輝の併殺崩れの間に、勝ち越し点を献上。三回までに2点を失う厳しい展開も、ここから粘りの投球を見せる。四回以降も走者を背負いながら、あと一本は許さない。

 しかし、1点ビハインドの七回。先頭の近本にこの日3本目の安打となる左前打を浴びると、中野の犠打で1死二塁。踏ん張りどころだったが、森下に右中間を破る適時三塁打を浴び、ここで降板となった。続くピンチは中崎が佐藤輝を空振り三振、大山を中飛に打ち取った。

 前回2日・ヤクルト戦(マツダ)でも8回1失点の好投で3勝目をマークしていた鯉のエース。この日も今季最多117球の熱投を見せるも、打線の援護にも恵まれず無念の降板となった。

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