広島・新井監督 久保の昇格理由を説明「今まで大盛がやっていたところ」「晃汰も候補にはあったけど…」
広島が26日、リーグ戦再開に向けてマツダスタジアムで全体練習を行った。新井貴浩監督は2軍から合流してきた久保修外野手の昇格理由を語った。
久保はこの日から1軍に合流。この日の全体練習では打撃練習や守備練習で汗を流した。今季初昇格でウエスタンではここまで52試合に出場し、打率・242の成績を残している。1軍合流に際し、「うれしい。今は(大盛)穂さんがスタメンで出ているので、その中で今まで大盛さんがやってきた代走だったり、守備固めの方でと言われた。途中から出た打席を大事にしていきたいです」と語った。
新井監督は久保の1軍昇格について、「打つ人、守る人、走る人、試合をする中には編成というのがあって、そういうのを考えた時に修も頑張っているので。修の役割というのが、今まで大盛がやっていたところ」と説明した。
ファームにはウエスタンでの打率が3割を超える左の大砲候補・林晃汰もいる。指揮官は「晃汰も、もちろん頑張っているし、結果も自分も見ているし、というところで自分の中で候補にはあったけど、役割的なところを考えると今、晃汰を上げても使ってあげることができない」と語り、「しっかり頑張っておけ」と伝えたことを明かした。
広島は27日からの中日3連戦(バンテ)からリーグ戦が再開する。





