広島ハッチ 新助っ人は日本公式球「個人的に大好き」 日本スタイルにも興味津々「参考にしてやっていきたい」

 広島の新外国人、トーマス・ハッチ投手(29)=前パイレーツ=とテイラー・ハーン投手(29)=前ロイヤルズ=が31日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。

 これまでのスタイルにこだわらない柔軟な姿勢で新天地に挑む。ハッチは「日本人がどのように準備するのか参考にしてやっていきたい」と、試合に入るまでの調整について日本流への適応に意欲を示した。

 投球スタイルも変幻自在だ。「空振りを狙うときは速い真っすぐ、打たせて取りたいときは変化球で打たせる」と自身の投球スタイルを紹介。最速157キロの直球に加え、一番得意だというチェンジアップを中心に投球を組み立てていく。

 また、日本の公式球について「手にとてもなじんだ。個人的に大好き」と早速活躍を予感させた右腕。先発として期待される中、先発と中継ぎの両にらみで準備してきたと言い「なんとしてでもチームの勝利に貢献したい。素晴らしいファンや文化に触れ合いながら一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。

 ◇トーマス・ハッチ(Thomas・Hatch)1994年9月29日生まれ、29歳。米国出身。185センチ、88キロ。右投げ右打ち。投手。16年ドラフト3巡目でカブスに入団。19年途中にブルージェイズに移籍し20年にメジャーデビュー。昨年8月にパイレーツへ。メジャー通算は39試合で4勝4敗、防御率4・96。今季年俸1億2400万円。

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