侍J・小園 怒とう3連打 井端監督「打線のキーマン」期待に応えた 前回大会で首位打者の師匠西川を「超えるれるように」

 5回、小園が中前打を放つ(撮影・堀内翔)
 1回、右前打を放つ(撮影・伊藤笙子)
 3回、右前打を放つ小園(撮影・山口登)
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 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ、日本代表2-1韓国代表」(17日、東京ドーム)

 1次リーグの2試合が行われ、2017年の第1回大会に続く連覇を目指す日本代表「侍ジャパン」は韓国を2-1で下して2連勝とし、決勝進出を決めた。小園海斗内野手(23)が3安打をマーク。前回大会で首位打者となった“打撃の師匠”西川を彷彿(ほうふつ)させる活躍ぶりだが、満足はしていない。師匠超えで連覇へ導いて見せる。

 国際舞台でも小園のバットは止まらない。初回、岡林が四球のあと二盗を決めたかに見えたが、リクエストで判定が覆り1死無走者。ここで左腕・李義理の147キロをきっちり右前にはじき返し再びチャンスメーク。得点にはつながらなかったものの、3連打で立ち上がりから相手先発を苦しめた。

 三回無死一塁では変化球をはじき返してしぶとく一、二塁間を破り、一、三塁と好機を広げ先取点へつなげた。

 五回には1-1から中前打で3本目の安打を放った。初戦と合わせて8打数4安打の打率・500。大会前に井端監督が「打線のキーマン」に挙げた期待に応える活躍ぶりだ。

 「どんどん振っていくのは持ち味なのできょうはそこが良くて打てた。変えずにやっていきたい」

 師匠の背中を追う大会でもある。“打撃の師”と仰ぐ西川はFA宣言し、他球団への移籍を決めた。その師匠は2017年の前回大会で11打数7安打、打率・636で首位打者と三塁でベストナインに選出され、優勝に貢献した。

 「龍馬さんを超えるれるように頑張ります。意識してるんで、だいぶ。最後まで気合を入れていきます」

 打率・500では越えられない高い壁。龍馬超えへ小園は打ちまくる。

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