広島OB北別府学さんの法要の終わりを報告 月命日に妻広美さんがブログで 無邪気な孫の姿で悲しみまぎらわせ2カ月
6月に亡くなった元広島投手・北別府学さんの妻・広美さんが2度目の月命日となった16日、公式ブログを更新。「法要が終わりました」と49日と初盆を終えたことを報告した。
「法要を終えることが出来てホッとしました。肩の荷が降りた思いでおります」と法要の様子の写真とともにつづった。「頂いた盆提灯の電気の点灯は4歳になったばかりの孫の仕事。毎日マメに付けてくれます」と北別府さんが目に入れても痛くないほどかわいがった孫の立派な様子を伝えた。
「しかし、しめやかな法要の中、1番後ろの席に座っていたこの孫がやってくれました。『ちいさなおそうしき』と歌い出しました…お経を上げて下さっていたご住職様にも聞こえてしまったことでしょう。間もなく一歳になる孫は、私達が家族やお客様と話しをしている間は仮祭壇前で手を合わせてみたり線香を立てたりしています。孫達のお陰で泣いてばかりではなく笑い出してしまうことも多いです」
悲しみを無邪気な孫たちがまぎらわしてくれるようだ。
1日から15日まで広島市内のデパートで開催されていた追悼展「ありがとう20世紀最後の200勝投手 北別府学写真展」最終日に会場に足を運んだ様子もつづった。
最終日の15日はマツダスタジアムで広島-阪神戦が開催されたこともありカープユニホームの来訪者が多かったとし「来訪者の方が書き込んで下さったノート、どのコメントにも涙が止まりませんでした。中には遠方から何度もお越しくださった方も。お会いしてお礼が言いたかったです」と感謝の言葉を続けた。
最後に「最後まで皆様に心を込めて送って頂きまして北別府学は幸せな人生だったと思います。そしてこれからは、主人が安心してくれるように頑張って生きて参ります。どうぞこれからも宜しくお願い申し上げます。皆様、本当にありがとうございました」と締めた。そして「主人が病院からの帰ってきて喜んでくれていたプルメリアですが、今年も無事に咲いてくれました」とプルメリアの写真を添えていた。





