マツダスタジアムで珍光景 広島-阪神戦で降雨中断 急いで全面シート準備も→雨脚弱まりすぐ撤収 虎党「コールド」願うも
「広島東洋カープ-阪神タイガース」(15日、マツダスタジアム)
阪神が勝てば優勝マジック29が点灯する一戦は5-5で迎えた六回途中、午後8時36分に降雨のため中断した。
5-4の六回、馬場が先頭のデビッドソンに同点弾を浴びた。続く堂林を空振り三振に仕留めたが、田中、菊池に連続四球を与え、1死一、二塁となった。次打者・野間の場面で岡田監督が投手に島本を告げ、ノイジーに代えて島田を送り出したところで中断となった。
マツダスタジアムではすぐさまグラウンドを保護するための真っ赤な全面シートが用意されたが、広げようとした矢先に雨脚が弱まるハプニング。すぐさま撤収された。
「X」(旧ツイッター)では「コールド」がトレンドに急浮上。「逆転されるくらいならコールドで」「ぶっちゃけコールド祈ってる」「もう引き分けにしません?」といった阪神ファンの叫びが集まったが、試合は午後8時50分に14分間の中断を経て再開された。島本は2死までこぎつけたが、小園に勝ち越しの適時打を浴びて逆転を許した。さらに西川にも適時打を浴び、中断を挟んで一挙3点を失った。





