カープ九里 10年目の初球宴に感激「いつかは絶対と思っていた」 海外FA権の資格も取得

 「マイナビオールスターゲーム2023」の監督選抜選手が5日発表され、広島からは九里亜蓮投手(31)がプロ10年目で初めて選ばれた。「いつかは絶対と思っていた。一つの目標をかなえることができた」と感激しきりだった。

 球宴は19日の第1戦がバンテリンドーム、20日の第2戦は本拠地マツダスタジアムで予定されている。

 「元気な姿、楽しく投げている姿を見せられれば。すごく特徴ある投手じゃない。いつも通り思い切ってストライクゾーンに投げていければ」

 対戦してみたい打者についてはオリックス・杉本を挙げた。「大学の時から対戦してる。プロでも何回か対戦してる。対戦したい」。他にも広島からはファン投票で秋山が選出されている。

 右腕はこの日、出場選手登録日数が9年に達して海外フリーエージェント(FA)権の資格取得条件も満たした。「実感はあまりない。向こう(メジャー)の野球に興味はある。そこまでのレベルに達せればって気持ちはある。今は別にまだ、去年から契約してもらっている。1試合1試合やるだけ。今まで支えてもらったので感謝したい」などと語った。

 なお21年オフに3年契約を結んでおり、今季は2年目。

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