広島・新井監督 乱調のコルニエルに注文「もう少し荒々しさを」3カード連続負け越しで借金生活
「広島2-8中日」(25日、マツダスタジアム)
広島は中日に敗れ、3カード連続の負け越し。再び借金生活に突入した。先発・コルニエルが五回、一挙5失点で5回7安打2四球5失点。前回18日のDeNA戦(横浜)でも4回5失点でKOされていた右腕は2戦連続の背信投球となった。
七回には三塁・林の連続失策からピンチを迎え、3番手・中崎がビシエドに3ランを浴びてリードを広げられた。試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は以下の通り。
-コルニエルは前回に続き、ビッグイニングが。
「そうだね。前回、今回も、もう少し彼の良さである“荒々しさ”も出していいんじゃないかと見える。彼には今日の映像を見直して次に向かって準備をしてくれ、と伝えた」
-打線は柳の投球を前に1点が遠い展開。
「低め低めに集まっていたと思うし、なかなか(五回の)ビッグイニングがあると流れ的にも厳しくなるかなというところ。(1点を返して)パッといこうとしたところでの七回かな。ちょっと流れ的に悪かったかなと思う」
ー林の連続失策が失点につながった。
「ザキ(中崎)は、いい球がいっていたと思う。晃汰(林)に関しては、エラーはあること。しっかり練習して、試合の中で上達していってもらいたい。本人も『クソっ』て思っていると思うし、明日は気持ちは攻めていってもらいたいなと思うよね」
-坂倉が八回の守備で途中交代。
「ちょっと当たり所というか、(右手首付近の)骨の方に当たっていた。無理はさせられないので、大事を取ってという形」
-病院には。
「それほどではないと思う」
-栗林が2軍で実戦復帰。1軍昇格までのメドについては。
「何試合投げたら、とかその辺りは決めていない。彼が『もう行けます』と言ったタイミングで、とこちらは考えている。ファームのコーチといろいろ話し合って決めていってもらいたい。彼に任せている」