カープ森下 今季初黒星も剛腕復活 同姓対決敗れサヨナラ負けも「一番良かったかなと」

 9回、阪神・森下にサヨナラ打を打たれる森下(撮影・立川洋一郎)
 サヨナラ打を浴びてマウンドを後にする森下
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 「阪神1-0広島」(20日、甲子園球場)

 今季5度目のサヨナラ負け。広島・森下暢仁投手(25)は0-0の九回2死一、二塁から阪神・森下にサヨナラ打を浴び“森下対決”に敗れた。とはいえ、そこまで阪神打線を封じ込めていただけに打線の援護があれば…。大竹には3度の対戦で3敗。相手左腕が先発のときは2勝12敗と、左腕アレルギーは深刻度を増した。

 左翼・西川の懸命のバックホームも届かなかった。ベースカバーに入った森下は歓喜の輪を一瞥(いちべつ)すると、悔しさをにじませながら三塁ベンチへ下がっていった。

 九回2死から大山に右中間二塁打。続く佐藤輝には勝負にいったが3球連続ボールになると、ベンチは申告敬遠を選択。相手ルーキーの森下には初球、内角を狙った147キロが甘く入り、三遊間を破るサヨナラ打にされた。

 「最後、甘くなっちゃいました。あんな簡単に入って打たれたので、勢いつけたなという感じの負け方をしてしまった。九回だけかな。大山さんのところ、高めに浮いてしまった。佐藤のところも勝負で3球続けてボールだし、あそこだけです」

 敗戦の責任を一人で負った。阪神・森下とは2019年の日米大学野球を戦った大学ジャパンのチームメート。4月27日の2軍戦で対戦し、2打数1安打ながら四回に左前打を許していた。対戦を前に「(1軍に)上がってきましたね。それ以外の状態のいい打者が多いと思うので」と首位チームの強力打線が相手とあって、ルーキーよりも他の打者への警戒が強かった。

 今季初黒星となったとはいえ、八回までは三塁すら踏ませぬ力投。直球のキレ、カーブ、チェンジアップとの緩急で打者を翻弄(ほんろう)する姿は、右肘クリーニング手術前の剛腕ぶりをほうふつとさせた。八回にこの日のMAXとなる150キロを記録するなど、スタミナにも問題はなかった。

 「一番良かったかなと思います。まあ、でも勝ちたかったですね」

 復活への手応えを感じたからこそ、勝てなかった悔しさが募った。新井監督も「真っすぐの強さ、ボールの精度も彼本来のものになってきてる。ナイスピッチングだった。勝ちをつけてあげたかった」と援護できなかった攻撃を悔やんだ。

 栗林、床田、野間、デビッドソンと離脱者が続出する中、敗れたとはいえ右腕の復活はチームに勇気をもたらした。次こそ、勝利で完全復活を印象付けたい。

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