広島 マクブルーム意地の完璧4号で見せた対応力 19日から敵地で阪神戦「長い遠征、最後は3連勝で」

 「DeNA13-3広島」(18日、横浜スタジアム)

 中堅方向にグングン伸びた白球がバックスクリーンを直撃した。大敗した一戦で意地の一振りだ。八回、広島のライアン・マクブルーム内野手が東の直球を完璧に捉え、4号ソロを放った。

 「打った瞬間にいったと思った。スイングも感触も良かったよ」

 四回は直球に二ゴロ、六回はチェンジアップで二ゴロに打ち取られていた。直球を正確に内外角へ出し入れされ、チェンジアップも効果的に使われた。緩急に苦しめられた中、4打席目となった八回にきっちりと対応。甘くなった1球を確実に仕留めた打撃で、自身4試合連続打点を記録した。

 攻撃陣は9安打を放ちながら3得点。ダメージが残ってもおかしくない大敗となったが、4番は顔を上げた。

 「きょうはきょうで反省して、学ぶことは学ぶ。あしたに引きずらないことを大事にしているよ。寝て起きたら、また新しい1日が始まるのだから」

 シーズンは終わらない。気持ちを切り替えて甲子園に乗り込む。

 19日からの敵地での阪神3連戦は、2週間の長期ロード最終カードになる。「長い遠征を、最後は3連勝で終えたい。みんなで頑張ります」。4番はチームメートの思いを力強く代弁した。

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