広島・栗林の代役守護神候補 ターリー&島内が奮投 左右のリリーバーともに1回無安打無失点

 8回を無失点に抑えるターリー(撮影・田中太一)
 8回を無失点に抑え、ベンチに戻るターリー(撮影・田中太一)
 9回を無失点に抑える島内(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、中日2-2広島」(14日、バンテリンドーム)

 広島・栗林良吏投手(26)が14日、腰の張りを訴え、侍ジャパンを離脱。不測の事態に備えるべく、左右のリリーバーが奮闘した。ターリーが八回、島内が九回に登板して、それぞれ1回無安打無失点。代役守護神候補が好投を示した。

 ターリーは先頭のアルモンテを二ゴロに仕留め、後藤を151キロ直球で見逃し三振。2死から高橋周には粘られたが、最後は直球で空振り三振を奪った。島内は155キロを4度も計測するなど、三者凡退で相手打線を退けた。

 「自分に役割を与えてくれて投げられるのなら、そこでベストを尽くしたい」とターリーが話せば、島内も「本当に任されたところをやっていけたら」と自らの持ち場で全力を尽くす構え。仮に栗林が開幕に間に合わない場合でも、ブルペン陣が一体となって不安材料を払拭していく。

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