広島・二俣 デビッドソンから三塁奪取 仙台自主トレで打撃手応え「負けない気持ち」

 広島・二俣翔一内野手(20)が29日、パワフルな打撃で新外国人・デビッドソンに挑む意気込みを示した。昨秋キャンプ中に支配下選手登録を勝ち取った若武者。2年連続で春季キャンプ1軍スタートとなり、「外国人選手だろうと、負けない気持ちでやっていく」と鼻息を荒くした。

 年明けは仙台市内を拠点に自主トレ。知人が紹介してくれたトレーナーとマンツーマンで汗を流した。「遠くに飛ばしたいという思いから、体が開く癖があった」。注力したのは体の柔軟性向上。胸郭の動かし方を見直すなど、いかにして体重を股関節に乗せてボールに力を伝えるかを体に染みこませてきた。

 ダンベルを使った練習などで、理にかなったフルスイングの習得にも取り組んだ。「ダイナミックに、限界まで力を出す打撃をしたい。いいモノを手に入れたと思っている」と確かな手応えを持ち帰った。

 昨年は春季キャンプから1軍帯同。だが3月のオープン戦期間にケガをして無念の離脱を味わった。正三塁手の筆頭候補はデビッドソンだが、堂々と勝負する構え。「当てに行くような打撃は、違うんじゃないかと思う。自分のスイングを貫き通したい」。若手の有望株は力強い打撃で存在感を示していく。

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