広島 佐々岡監督が早めの継投 五回途中に九里から森浦へ

 5回、交代を告げられた九里。天を仰ぐ(撮影・神子素慎一)
 5回、交代を告げられ渋い表情の九里(撮影・神子素慎一)
 先発で力投する九里(撮影・神子素慎一)
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 「阪神-広島」(13日、甲子園球場)

 広島・佐々岡監督が早めの継投策に出た。

 先発・九里亜蓮投手(31)は、四回まで無失点投球。四回に2点のリードをもらい、五回のマウンドに上がった。だが1死から糸原、近本の連打でピンチを招くと4番・大山に中前適時打。1点差に詰め寄られた。

 勝利投手の権利まであとアウト2つという場面だったが、ここで指揮官はベンチを立って交代を告げて森浦大輔投手(24)をマウンドに送った。森浦は1死一、二塁で原口を左飛に打ち取り、続く佐藤輝を右飛に仕留め同点、逆転を阻止した。先発の九里は4回1/3を91球、8安打2四球1失点だった。

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