広島・森浦が見せる無邪気な表情
貴重な中継ぎ左腕として活躍を続ける広島・森浦。勝ちパターンでの登板が増え、守護神・栗林へバトンをつなぐ重要な役割を担っている。課題とされていた左打者に対してもキレのある投球で抑え込み、首脳陣からの信頼も厚くなった。同じ左腕の塹江、ターリーとしのぎを削り合い、成長を続けている。
2年目の今季、森浦を見ていて気づくことがひとつ。無邪気な笑顔を見せることが圧倒的に増えた。昨年までのポーカーフェースだった印象がガラッと変わり、野球を楽しむ明るい雰囲気が伝わってくる。カメラ越しに見ているこちらの頬も思わず緩んでしまう。
佳境を迎えた試合終盤、胸がすくような快投を見せた背番号13がベンチへ引き揚げる。勝利をたぐり寄せた若鯉の表情に要注目。





