広島・マクブルーム 来日1号!打った瞬間に確信 2軍戦「4番・一塁」で先発出場 

 「ウエスタン、オリックス1-3阪神」(25日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲)

 広島の新外国人、ライアン・マクブルーム内野手(29)=前ロイヤルズ=が25日、ウエスタン・オリックス戦(杉本商事BS)で“来日初本塁打”を放った。「4番・一塁」で先発出場し、左越えに一発。期待の助っ人が持ち前のパワーを存分に見せつけた。

 豪快にバットを振り上げた姿が、実に絵になった。「コンパクトに打つことを心掛けている。いい感じで捉えられた」と喜んだ。先頭で迎えた六回、代わったばかりの吉田凌の143キロ直球を完璧に振り抜き、打った瞬間に一発を確信した。

 2打数無安打だった24日の初実戦を経て臨んだ一戦。“来日初安打”は最高の形で飛び出した。初回は2死一塁で四球を選び、三回の第2打席は三ゴロに倒れたが、10球粘って選球眼の良さも示した。

 一塁守備でも軽快な動きを披露。内野手からのショートバウンド送球を難なくミットに収め「守備もおろそかにできない。プライドを持って取り組んでいる」と頼もしい。六回から入った左翼守備も無難にこなした。

 高2軍監督も「すごくいい一発。(昇格時期は本人の)体の状態次第」と1軍デビューが秒読み段階に入っていることを示唆した。「あとは打席を積み重ねていくだけ」とマクブルーム。魅力いっぱいの新助っ人の1軍デビューが待ち遠しい。

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